近鉄2410系が絡む珍しめの組成の写真です(ここ5年間で撮影した分で、再掲のものも含みます)。
近鉄2410系は1968年登場の比較的古い系列ですが、纏まった数が現在も在籍しており、たまに面白い組成で走ることもあります。
今回は私が撮影した2410系が絡む組成で、特に個人的に印象深かったものを紹介します。
2410系W12先頭の2+2+2の組成です。2410系W12は現存する2410系では最若番の編成です。元非冷房車の2410系と最新(といっても登場は10年以上前ですが)のシリーズ21とVVVF車の2両編成車が連結しているのは、近鉄一般車の見本市のような組成でアツかったです。
見本市といえば先日撮影した、2410系W23「伊勢志摩お魚図鑑」先頭の組成です。見た目がかなり賑やかな組成ですが、こういったごちゃ混ぜの組成も最近の近鉄の面白みの一つだと思います。
ごちゃ混ぜの組成が多い一方で、車体が統一された美しい組成も個人的には好きです。
2410系W12が先頭の10両編成の名張回送です。こちらは2400系列で統一されており、かなり整った見た目の組成をしています。
この回送列車は2+4+2+2が所定で、大阪上本町→名張間を延々と回送されていました。
大阪線の10両編成の一般車回送ですが、旅客化してもいいんじゃないのかなあ?と思ったりします。現在は朝に設定されている10両編成の回送ですが、数年前までは土日ダイヤの昼間に堂々10両編成で回送する列車もありました。
続いて2410系W13先頭の10両編成です。こちらも2400系列で統一された10両編成ですが、2+2+2+2+2の所謂ブツ10の組成となっています。個人的には
かなり美しい組成だと思いますし、滅多に実現しない珍しい組成でもあると思います。